テンバガーとは?
株価が10倍になる銘柄を「テンバガー」といいます。由来はアメリカで、野球の塁(ベース)をBag(バグ)といい、ホームランを「フォーバガー」ということから、10倍となることを「テンバガー」というようになりました。
テンバガーを3回当てると、働かなくてよいという話も聞いたことがあります。確かに、100万円で始めた人が1回テンバガーに遭遇すると1千万円、1千万で2回目のレンガバーに遭遇すると1億円、1億円で3回目のテンガバーに遭遇すると10億円となり、働かなくてよくなりますね。
3倍銘柄を狙え!
仮に10倍銘柄を買えたとしても、連続ストップ高の波に乗れたとかの特殊な事情がない限り、3倍くらいになったら売却してしまうのが人間の心理だと思います。
個人的には10倍銘柄を3回出会うことよりも、3倍銘柄に10回出会うことのほうが現実的な戦略かなと思います。
そして、3倍銘柄を探すためには「低位株」を狙っていくことが必要だと考えます。
以前の投稿でも紹介しましたが、小型株とは、時価総額の小さな銘柄のことをいいます。時価総額は、発行済み株式数に株価を掛けた金額でのことで、企業を丸ごと購入する考えた場合に必要とされる金額のことです。
この金額が300億円以下であることを、低位株ということができます。時価総額が小さいと、何かサプライズなニュースが出ると、短期間で大勢の人が集まり、一気に株価が上がり始めます。大型銘柄で数年で3倍銘柄を見つけても、資産を短期間で増やすことはできません。
短期間で3倍銘柄を狙うためには、小型株を集中的に分析して、資金を投入することが必要です。
株価が小さい銘柄を狙いたい
株価に値幅制限があります。
値幅制限とは、ストップ高やストップ安の時に動く株価の範囲のことで、1日のうちに株価が動きすぎることを制限する役割を持っています。
値幅制限のおかげで、ビッグニュースやサプライズが出たとしても、1日で株券が紙くずになってしまったり、1日で大金持ちになるようなことはなく、何日かかけて状況を冷静に判断されていくことになります。
そして、値幅制限は、基準価格である株価が大きくなるほど値幅は増えていきますが、値幅率としては株価が小さいほど大きくなります。
値幅制限の一部を以下に記載します。
基準価格(前日の終値) | 値幅 |
~ 100円未満 | 30円 |
100円以上 ~ 200円未満 | 50円 |
200円以上 ~ 500円未満 | 80円 |
500円以上 ~ 700円未満 | 100円 |
700円以上 ~ 1000円未満 | 150円 |
1000円以上 ~ 1500円未満 | 300円 |
例えば、1000円の株価を持っていた場合、ビッグニュースが出てストップ高になると、1300円まで上がるため、増加率としては30%上がることとなります。
一方で、100円の株価を持っていた場合で、同じくビッグニュースが出てストップ高となると、150円まで上がるため、増加率としては50%上がることになります。
そのため、株価が小さいほど、インパクトのあるニュースが出た場合や仕手化した場合に、うまみは大きく、株価が小さい銘柄を好んで狙う人も多いです。
結論!小型株で株価が小さい銘柄を探していく
時価総額が300億円以下の小型株で、株価が300円以下の株銘柄を探していきます。
目標は、100万円投資で、年間で3倍銘柄に3回に出会うこと。
撮らぬ狸の皮算用では、100万が300万円、300万円が900万円、900万円が2700万円となる想定です。
お勧め本「テンバガーを探せ! 10倍儲かる低位株投資術」
株式投資に興味がある方には、「テンバガーを探せ!10倍儲かる低位株投資術」という本をお勧めします。この本は、小型株と呼ばれる時価総額の小さな銘柄を分析し、短期間で高配当儲けを狙うためのテクニックを紹介するものです。
小型株には、何かサプライズなニュースが出たり、業績が上がったりすると短期間で大勢の人が集まり、一気に株価が上がり始めるという特徴があります。このような銘柄を上手に分析し、資金を投入することで、短期間で高配当を手にすることができます。
この本は、小型株の分析方法から、実際の投資手法まで、初心者から上級者まで幅広いレベルの読者に対応する内容になっています。本書を読んで、小型株投資に対する知識とスキルを向上させ、10倍儲けを狙うことができます。
興味がある方は、この「テンバガーを探せ!10倍儲かる低位株投資術」を手に入れて、小型株投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。